ひとまとめにチートと呼ばれることが多い(特に正直者プレイヤーから)が、
実際には細かく分類され、それぞれかなり特性が異なる。
自分なりに分類してみた。
データ系チート
・運営が公言せず、ゲーム上にも数値等で詳細に表示されない仕様を調べるタイプ
・ファイル等に隠されているデータをツールなどを駆使して読み取るタイプ
理系研究者系のゲーマーであり、多くの人に役に立つことが多い。
しかしゲームとしてみるとやはりチート行為であることに変わりなく、
理系バカでやりすぎるとネタバレとして批判を受け、逆に理系的センスがたりないと、
小馬鹿にされる罠。
エクスプロイト系チート
・運営が想定していないが手作業により操作可能な行為により結果を生むタイプ
・運営が想定していない行為をツールによって可能にして結果を生むタイプ
いわゆるバグ技といわれるもの。運営側がバックドアとして残したものの消し忘れや
イースターエッグとしてわざわざ用意している場合(この発見はデータ系チートの
範疇か)もある。運営のツメの甘さからくることが多いのだが、なぜか運営が上から目線で
禁じたりもする。スピードハックはここかな。
クライアント改変系チート
・ファイル等のデータを書き換えて、操作性や視認性を改善するタイプ
・実行環境の相違からくる動作不具合を実行ファイルの改造等により改善するタイプ
他者から気づかれることはなく、チートではあるけれどあなたが所有しているものなので
どうぞご自由にといったところか。
しかし改変によりゲームが本来もつ雰囲気、見栄えを損なうことが多い。
アシスト系チート
・ツールにより、ゲーム画面上に表示可能な情報の視認性を改善するタイプ
・ツールにより、操作性の劣悪さを向上させ操作性を改善するタイプ
僕としては、ゲームとは判断に必要な情報を明瞭に見せた上でどのように攻略するかを
考えるものであって、その攻略法をダイレクトに反映する操作ができなければ
失格だと思う。
能動マクロ系チート
・ツールにより、一連の手動動作をひとまとめにして一操作で行わせるタイプ
・ツールにより、並行して実行させたい動作の一部を継続的に行わせるタイプ
・ツールにより、条件判断まで含めて動作を行わせるタイプ
動作判断の主体は、操作者に委ねられているがその負担を軽くするもの。
難しい操作がゲームを面白くする、と運営が勘違いしているのかは知らないが、
そんな神操作できねーっす、ゲームとしての面白さはそこにはないでしょってことで
ツールに操作の肩代わりをさせる。
そりゃ操作に集中すれば不可能なことじゃないけど、そんな疲れるゲームはしたくない
のよ。低レベルマルチボクシングはチートとしてはここか。彼らを見ると
なぜか微笑ましく思ってしまうのはなぜだろうw
無人操作系チート
・ツールにより、移動まで含めた動作を自律的に行わせるタイプ
いわゆるBOTといわれるもの。黙ってみているだけで(監視するまでもなく)
行わせたいタスクをツールが全て自動でやってくれるもの。
ここに至ってしまう理由として、単調でサプライズの演出のない作業的実装だから、
というのもある。