2011年11月16日水曜日

加工屋さんと組立屋さん

やっと試作メカの設計業務から抜けれそうな気配でホッとしているわけですが、、、

どうも、僕のまわりには(うちの部署には?)加工屋さんばっかり多くて居心地悪いです><
僕は組立屋さん。
だって、ミニカーなんて部品は素材で追加工ありきだし、イタ車のどーでもいいところのテキトーな設計に親しんでるからねぇ。
組立屋さんの心理から、部品側で精度を(過度に)求めて組立側では簡単パズル(というかスカスカで攻めてない)ってのは組立屋さんは面白く無いでしょ、ってことで、僕は部品側はユルユル、組立側でシビアにセッティングしてね、って設計になってしまうのですが、どうもまわりのみんなは違うらしく、部品図8:組立図2くらいの割合で頭を使っているらしい。。。
公差なんて抑えるべきポイントしか記入してないし、ブロック形状大好きだしなぁ。なんかみんな、(僕からすると)部品図に過度に凝り過ぎてるような気がしてならないのだわ。

3D-CADを使う時代だと、空間上にポンポンとブロックを置いて、ブロックを削っていき、寸法はあとからついてくる設計ができるのだけど、加工屋さんは1個1個の部品の寸法を出して、それら部品を組み上げて全体を形作る設計をやっているので、話が合わなかったりする。

ただまぁ、そんなトップダウン的な設計をやってて、僕の力不足のために微妙に部品がズレたままの組立図を書いてしまい、それを修正するには、1個1個の部品の絡まりあった位置を修正しなければならない重労働が必要になってしまいました><
で、加工屋さんは、CAD上で0.2mmほど重なっているから、これ寸法追加工修正でしょ、と指摘。いやいや、他の部品の公差アリの組付位置の調整と素材の変形で、かえってカッチリ組み上がるんじゃない?と逃げ^^;これがなかなかわかってくれないんだなぁ。確かに、生産品だとまずいかもしれないんだけどさ、試作組立屋さん視点からするとプロの腕の見せ所なんだけど。

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